スカイネットアジア航空9月中間決算
スカイネットアジア航空が発表した2012年9月中間決算によると、営業利益は前年同期の約5倍の11億3400万円と大幅増益となった。
期中の搭乗者数は同20.0%増の66万8329人と好調だった。東京線、沖縄線ともに全路線が前年を大幅に上回った。搭乗率は66.5%で、前年同期と比べて4.1ポイントアップした。この結果、営業収入は同6.5%増の151億8100万円と増収だった。
収益は原油価格高止まりに伴う航空燃料費増にもかかわらず、航空機材整備関連のコスト節減が奏功、経常利益は8億7100万円(前年同期=5500万円)、純利益が8億4200万円(同=3400万円)と大幅な増益となった。
下期は、ボーイング737-800型機への更新を進め、現行の中期経営計画の着実な実行と仕上げに努めるとしている。
ソラシドエアとは
スカイネットアジア航空株式会社は、宮崎県宮崎市に本社を置く日本の航空会社である。
スカイネットアジア航空(SNA、宮崎市)は12日、新しい企業ブランド「Solaseed Air(ソラシドエア)」を7月から導入すると発表した。日本語の「空」と英語の「種」を組み合わせて「空から笑顔の種をまく」との意味を込めたという。
アルファベット3文字の略号による便名には「SNA」が残るが、空港のカウンターやアナウンスは新ブランドに統一する。
機体の外装デザインも2002年の運航開始以来初めて変更、7月から順次刷新する。尾翼には笑顔をイメージした新しいロゴマークを掲げる。
また、緑豊かな九州をイメージした若草色をコーポレートカラーに採用。機体のほか、客室乗務員や空港スタッフの新しい制服に取り入れる。